びゃっこたい【白虎隊】 戊辰戦争(ぼしんせんそう)のとき,会津藩(あいづはん)士(し)の子弟によって編成(へんせい)された少年隊(たい)。16〜17歳(さい)の少年で組織(そしき)され,フランス式の軍事訓練(ぐんじくんれん)を受けた。1868(明治(めいじ)1)年8月に明治政府軍(めいじせいふぐん)とたたかったがやぶれ,城下(じょうか)の飯盛(いいもり)山(会津若松(あいづわかまつ)市郊外(こうがい))にのがれたが,鶴ヶ城(つるがじょう)の方角から火の手があがるのを落城(らくじょう)と見あやまり,全員自決した(1人は命をとりとめた)。