ひょうしきごう【拍子記号】 拍子(ひょうし)の種類(しゅるい)を明らかにするために用いる記号。分数式のアラビア数字を用い,曲のはじめか,段落(だんらく)はじめにかく。分母は1拍(ぱく)として数えるべき音符(おんぷ)の種類(しゅるい)を,分子は1小節(しょうせつ)の中にふくまれる単位音符(たんいおんぷ)の数を示(しめ)す。拍子(ひょうし)記号を譜表(ふひょう)にかくときは,分母と分子の間の線はかかないのがふつうである。