ひらさんち【比良山地】 滋賀(しが)県西部にある,南北に長い山地。最高峰(さいこうほう)は武奈ヶ岳(ぶながたけ)(1214m)で,1000m級の山々がつらなる。東側(がわ)は急斜面(しゃめん)で,山ろくに典型的(てんけいてき)な扇状(せんじょう)地を発達(はったつ)させて湖西(こさい)平野となり,琵琶(びわ)湖にのぞむ。琵琶(びわ)湖国定公園の一部。◇その遠景(えんけい)は「比良(ひら)の暮雪(ぼせつ)」とよばれて,近江八景(おうみはっけい)の1つとされる。