ピロガロールようえき【ピロガロール溶液】 ピロガロールという白色針状(しんじょう)の結晶(けっしょう)を,酸素(さんそ)をふくまない水にとかした溶液(ようえき)。アルカリ性(せい)にすると,酸素(さんそ)をすばやく吸収(きゅうしゅう)して褐色(かっしょく)の酸化(さんか)物を生成(せいせい)する性質(せいしつ)がある。コーチ この性質(せいしつ)を応用(おうよう)し,ピロガロール溶液(ようえき)に水酸化(すいさんか)ナトリウム溶液(ようえき)をくわえた溶液(ようえき)を用いると,水生生物の光合成(こうごうせい)や呼吸(こきゅう)による微量(びりょう)な酸素(さんそ)の増減(ぞうげん)を調べることができる。