びわくせい【微惑星】 太陽系(けい)のもとになった原始太陽系(けい)星雲の中にできた直径(ちょっけい)10km程度(ていど)の固体(こたい)。原始太陽系(けい)星雲から太陽が形成(けいせい)されたとき,周囲(しゅうい)にはガスがのこり回転していたため,しだいに収縮(しゅうしゅく)してガスの円盤(えんばん)が生じる。円盤(えんばん)内には多量(たりょう)のちりもあり,円盤(えんばん)がうすくなると一定の大きさに分裂(ぶんれつ)してかたまった。これが微惑星(びわくせい)で,惑星(わくせい)はこれらが集まって形成(けいせい)された。