フィトンチッド 樹木(じゅもく)から発散(はっさん)する揮発性(きはつせい)の物質(ぶっしつ)。「森の精気(せいき)」といわれる。スギ・ヒノキなどの針葉樹(しんようじゅ)から多く発生するといわれ,独特(どくとく)のよいかおりがあり,精神(せいしん)安定・殺菌(さっきん)・脱臭(だっしゅう)などに効果(こうか)がある。森林浴(しんりんよく)でフィトンチッドを吸収(きゅうしゅう)すると,健康増進(けんこうぞうしん)に役だつ。◇フィトン(植物)とチッド(ころす)の意味で,ロシアのトーキンが名づけた言葉。