ブイにごう【V2号】 第二次世界大戦(たいせん)中にドイツで開発された,兵器(へいき)用のロケット。アルコールを燃料(ねんりょう)とし,液体酸素(えきたいさんそ)を酸化剤(さんかざい)とした液体(えきたい)ロケット。技術(ぎじゅつ)開発をしたフォン=ブラウンは,戦後(せんご)アメリカ合衆国(がっしゅうこく)にわたって研究をつづけた。このロケットがもとになり,のちに宇宙(うちゅう)開発に使われる大型(おおがた)ロケットが生まれるにいたった。