フィラリアしょう【フィラリア症】 フィラリアという糸状(しじょう)虫(線虫)の寄生(きせい)によるイヌの感染症(かんせんしょう)。成虫(せいちゅう)は体長15〜20cmで心臓(しんぞう)に寄生(きせい)する。成虫(せいちゅう)から生まれた幼生(ようせい)は血液(けつえき)中に入り,カやブユなど吸血昆虫(きゅうけつこんちゅう)を中間宿主(しゅくしゅ)として感染(かんせん)する。そのカがヒトをさすと,肺炎(はいえん)のような症状(しょうじょう)があらわれる。南九州・沖縄(おきなわ)・奄美大島(あまみおおしま)などに多い。