インターネット上の有害なサイトにアクセスしないように,閲覧できるものとできないものを分別する仕組みのこと。フィルターをかけて選別するという意味の英語からきた言葉。インターネットによって有益な情報を便利に調べられるようになった反面,暴力や犯罪につながるような有害な情報に接する危険も増えている。とくに家庭では悪影響をあたえそうな危険な情報から子どもたちを守るため,企業ではインターネット経由での情報の漏洩などを防止するために,有害なサイトを一定の判断基準で選別し,パソコンや携帯電話からアクセスできないようにする機能をもったフィルタリングのソフトウェアがあり,また携帯電話会社やプロバイダもフィルタリングのサービスを提供している。