ふえ【笛】 管状(かんじょう)の楽器(がっき)のふき口に直接(ちょくせつ)息をふき入れて鳴らす管楽器(かんがっき)。広い意味で,縦笛(たてぶえ)類(るい)(クラリネット・オーボエ・尺八(しゃくはち)・ひちりき・笙(しょう)など)をふくめた木管楽器(もっかんがっき)の総称(そうしょう)として用いるが,ふつうにはフルート・ピッコロや,雅楽(ががく)に用いる神楽(かぐら)笛(和(やまと)笛)・竜笛(りゅうてき)・高麗(こま)笛(狛(こま)笛),能楽(のうがく)・長唄(ながうた)ばやしなどに用いる能管(のうかん)・篠(しの)笛などの横笛類(るい)をさしていうことが多い。