フェアトレード 「公正(こうせい)な貿易(ぼうえき)」の意味で,安ければよいというのではなく,開発途上国(とじょうこく)の生産者(せいさんしゃ)に適正(てきせい)な賃金(ちんぎん)をはらい,環境保護(かんきょうほご)にも気をつけて,貿易(ぼうえき)を行おうという考え方。ふつうの商業貿易(しょうぎょうぼうえき)にくらべ輸入品(ゆにゅうひん)の値段(ねだん)は高くつくが,有機栽培(ゆうきさいばい)の農産物(のうさんぶつ)や民芸品(みんげいひん)などを中心に購買支持(こうばいしじ)は広まっている。おもにNGOによって実施(じっし)されており,「民衆貿易(みんしゅうぼうえき)」ともよばれる。