フォッサマグナ 日本列島の本州の中央部にある,地質構造(ちしつこうぞう)上,東北日本と西南日本を分ける地帯(ちたい)。西縁(せいえん)は,糸魚(いとい)川・姫(ひめ)川・諏訪(すわ)湖・釜無(かまなし)川・富士(ふじ)川・静岡(しずおか)を通る糸魚(いとい)川-静岡構造線(しずおかこうぞうせん)とよばれる大断層(だんそう)で,東縁(とうえん)は新生代の厚(あつ)いたい積(せき)物におおわれて明らかでない。◇フォッサマグナという名称(めいしょう)は,1885(明治(めいじ)18)年にナウマンによってつけられた「大きなみぞ」という意味のラテン語。コーチ フォッサマグナは,日本列島を分ける2つのプレートの境界(きょうかい)と考えられている。