*ふか【<孵>化】 卵(たまご)から子がかえることをいう。卵(たまご)の中で発生してきた幼体(ようたい)が,卵膜(らんまく)をやぶって外界に出て,自力で生活するようになることである。硬骨魚類(こうこつぎょるい)ではふ化のときの幼体(ようたい)から,ふ化酵素(こうそ)が分泌(ぶんぴつ)される。この酵素(こうそ)で卵膜(らんまく)が軟化(なんか)し,幼体(ようたい)の機械的(きかいてき)な運動によって卵膜(らんまく)がやぶられる。