ふくごうびょうし【複合拍子】 単純拍子(たんじゅんびょうし)の各(かく)1拍(ぱく)が3分割(ぶんかつ)され,それぞれを1拍(ぱく)として複合(ふくごう)した拍子(ひょうし)。この拍子(ひょうし)では,もとの単純拍子(たんじゅんびょうし)の各(かく)1拍(ぱく)にあたるものが付点音符(ふてんおんぷ)となる。たとえば,4分の6拍子(びょうし)は,付点二分音符(ふてんにぶおんぷ)を1拍(ぱく)とする2拍子系(びょうしけい)の複合拍子(ふくごうびょうし)で,四分音符(しぶおんぷ)が1拍(ぱく)となり6拍子(びょうし)とされる。その他8分の9拍子(びょうし),8分の12拍子(びょうし)などは複合拍子(ふくごうびょうし)である。