死者を墓にうめるとき,遺骸とともにうめたもの。日本では弥生時代にも見られるが,古墳時代になると種類が多くなり,はにわとともに,そのころの生活を知る手がかりとなっている。古墳の副葬品には,鏡・玉・武器・馬具などがあり,石づくりの模造品(たとえば石のげた)も見られる。死者が生きていたとき使ったもの,あるいは死者があの世で使うと信じられたものであろう。
コーチ
古墳の
副葬品は,
最初は玉
類や
銅鏡などが主体であったが,5
世紀になると新式の
甲冑や乗馬に使われた馬具など,
内容に
変化が見られる。