ふげんだけふんか【普賢岳噴火】 1991(平成(へいせい)3)年6月3日,長崎(ながさき)県島原(しまばら)半島にある雲仙岳(うんぜんだけ)の最高峰(さいこうほう)の普賢岳(ふげんだけ)が噴火(ふんか)し,大きな被害(ひがい)をあたえた。この噴火(ふんか)で,火砕流(かさいりゅう)が多発し,死者・行方不明(ゆくえふめい)者44人,家屋の焼失(しょうしつ)多数,山林耕地(こうち)の埋没(まいぼつ)などの大災害(さいがい)となった。付近(ふきん)の住民(じゅうみん)は,仮設住宅(かせつじゅうたく)への避難(ひなん)生活を強いられるなど,いちじるしい影響(えいきょう)を受けた。◇1996(平成(へいせい)8)年溶岩(ようがん)ドームは平成新山(へいせいしんざん)と命名された。⇒雲仙岳(うんぜんだけ)