フーコーのこうそくどそくていほう【フーコーの光速度測定法】 1850年,フランスの物理学者フーコーが考案(こうあん)した光速度の測定法(そくていほう)。それまでに測定(そくてい)されていたフィゾーの方法(ほうほう)では光を8.6kmもの遠方の鏡(かがみ)で往復(おうふく)させたのに対し,わずか20m先の反射鏡(はんしゃきょう)(回転している)で反射(はんしゃ)させその往復(おうふく)時間が測定(そくてい)できるようにした。コーチ 室内実験(じっけん)ができるので,途中(とちゅう)に水槽(すいそう)をおいて水中での光速度もはじめて測定(そくてい)できた。