ふじわらのとしゆき【藤原敏行】 (?〜901)平安時代初期(しょき)の歌人。三十六歌仙(かせん)の1人として,『古今和歌集(こきんわかしゅう)』以下(いか)に28首の和歌をのこしている。家集(いえのしゅう)(個人(こじん)の歌集)に『敏行集(としゆきしゅう)』がある。◇「秋きぬと目にはさやかに見えねども 風のを(お)とにぞおどろかれぬる」