*ふじわらのひでひら【藤原秀衡】 (?〜1187)平安時代末期(まっき)の武将(ぶしょう)。奥州藤原氏(おうしゅうふじわらし)の3代目。父基衡(もとひら)の跡(あと)をつぎ,平泉(ひらいずみ)(岩手(いわて)県)を中心に奥羽(おうう)(東北)地方で勢力(せいりょく)をふるい,源頼朝(みなもとのよりとも)と対立し,頼朝(よりとも)に追われた源義経(みなもとのよしつね)を保護(ほご)した。また,宇治(うじ)(京都府(きょうとふ))の平等院(びょうどういん)をまねて,平泉(ひらいずみ)に無量光院(むりょうこういん)をたてた。