ふじわらのもとひら【藤原基衡】 (?〜1157?)平安時代末期(まっき)の武将(ぶしょう)。奥州藤原氏(おうしゅうふじわらし)の2代目。父清衡(きよひら)の跡(あと)をつぎ,平泉(ひらいずみ)(岩手(いわて)県)を中心に奥羽(おうう)(東北)地方で30余(よ)年間も勢力(せいりょく)をふるった。京都(きょうと)の文化をとりいれることに熱心(ねっしん)で,父のたてた中尊寺(ちゅうそんじ)をしのぐ規模(きぼ)のりっぱな毛越寺(もうつうじ)をたてた。