ブースター 本来の装置(そうち)を助けるための補助装置(ほじょそうち)の意味。(1)飛行機(ひこうき)やロケットの補助推進装置(ほじょすいしんそうち)。離陸上昇(りりくじょうしょう)やひじょうに大きな推力(すいりょく)を必要(ひつよう)とするときに使用する。たとえば通常(つうじょう)はプロペラ機(き)・ターボジェットや戦闘機(せんとうき)の緊急発進(きんきゅうはっしん)に使うRATO(離陸補助(りりくほじょ)ロケット)など。(2)大型機(おおがたき)などでは,人力のみでの操舵(そうだ)は不可能(ふかのう)に近いため,人力を助ける油圧(ゆあつ)などの補助(ほじょ)動力装置(そうち)を使用する。これをブースターという。昇降舵(しょうこうだ)ブースターや補助翼(ほじょよく)ブースターなどがある。