ぶっしつ【物質】 (1)物体と対比(たいひ)する言葉。物体をつくっている実質(じっしつ)をいう。物質(ぶっしつ)の量(りょう)の多い少ないは,その質量(しつりょう)によってはかれる。(2)現代(げんだい)の物理学の立場からみれば,電子・陽子・中性子(ちゅうせいし)などの素粒子(そりゅうし)が集まってつくっている安定な集団(しゅうだん)が,物質(ぶっしつ)である。(3)化学では,混合(こんごう)物と区別(くべつ)して純粋(じゅんすい)な物質(ぶっしつ)のことを,単(たん)に物質(ぶっしつ)ということもある。