プッチーニ(ジャコモ=) (1858〜1924)イタリアの作曲家。家は代々音楽家で,1880年ミラノ音楽院に入学。卒業(そつぎょう)後,オペラ『マノン=レスコー』で大成功(せいこう)をおさめた。その後,『ボエーム』『トスカ』,日本の長崎(ながさき)を舞台(ぶたい)にした『蝶々(ちょうちょう)夫人』など,現在(げんざい)でも上演(じょうえん)される名作を発表した。いずれも流れるようなメロディーの美しさと劇的(げきてき)な管弦楽表現(かんげんがくひょうげん)が魅力(みりょく)である。