ぶつりりょうほう【物理療法】 物理的(ぶつりてき)なエネルギーを利用(りよう)して行う病気の治療法(ちりょうほう)。略(りゃく)して物療(ぶつりょう)ともいう。機械的(きかいてき)な力,電気・超音波(ちょうおんぱ)・温熱(おんねつ)・X線やラジウムその他の放射線(ほうしゃせん)など人工エネルギーのほかに,太陽・温泉(おんせん)・空気など天然(てんねん)のエネルギーを利用(りよう)するものもある。一般(いっぱん)に薬物療法(りょうほう)のあまり有効(ゆうこう)でない慢性疾患(まんせいしっかん)の場合や,外科的手術(げかてきしゅじゅつ)ののちの治療(ちりょう)などに用いられることが多い。