プトレマイオス(クラウディオス=) (100ごろ〜170ごろ)古代ギリシャの天文学者・地理学者。英語(えいご)ではトレミー。エジプトのアレキサンドリアで天体観測(かんそく)を行い,月の運動の不規則性(ふきそくせい)を発見,また『天文学大全(アルマゲスト)』を書き,この中で天動説(てんどうせつ)をとなえた。この説(せつ)はコペルニクスの地動説(ちどうせつ)があらわれるまで天文学界・宗教(しゅうきょう)界を支配(しはい)した。◇経度(けいど)・緯度(いど)を書き入れた地図も作成(さくせい)している。