ふゆうせんこう【浮遊選鉱】 鉱石(こうせき)を浮遊(ふゆう)させ,脈石(みゃくせき)をしずめて分離(ぶんり)する選鉱法(せんこうほう)。鉱物(こうぶつ)の表面がぬれやすいかどうかのちがいを利用(りよう)する。ふつうは細かくくだいた鉱物(こうぶつ)を,油や起泡剤(きほうざい)などをくわえた水の中に入れ,空気を送りこむ。ぬれにくい鉱石(こうせき)があわについてうき,ぬれやすい脈石(みゃくせき)は液(えき)の下にしずむので分離(ぶんり)できる。