ふようこうじょ【扶養控除】

個人所得者(こじんしょとくしゃ）が納(おさ）める所得税(しょとくぜい）を算定(さんてい）するさい，扶養親族(ふようしんぞく）がある場合(ばあい）に所得金額(しょとくきんがく）から差(さ）し引(ひ）かれる金額(きんがく）。その金額分(きんがくぶん）だけ所得(しょとく）が低(ひく）くなり，その分(ぶん）の税金(ぜいきん）が免除(めんじょ）されることになる。2009（平成(へいせい）21）年度現在(ねんどげんざい），扶養控除(ふようこうじょ）の対象(たいしょう）となるのは，配偶者(はいぐうしゃ）以外(いがい）の一般扶養親族(いっぱんふようしんぞく）（控除額(こうじょがく）38万円(まんえん）），16歳以上(さいいじょう）23歳未満(さいみまん）の特定扶養親族(とくていふようしんぞく）（63万円(まんえん）），70歳以上(さいいじょう）の老人扶養親族(ろうじんふようしんぞく）（同居(どうきょ）58万円(まんえん），他(ほか）48万円(まんえん））。◇2010年度(ねんど）から一般扶養親族(いっぱんふようしんぞく）の扶養控除(ふようこうじょ）を廃止(はいし）。⇒税金(ぜいきん）