*プラネタリウム 天体の運動を再現(さいげん)して見せる装置(そうち)。構造(こうぞう)は多数の投影機(とうえいき)が複雑(ふくざつ)に組み合わされたものである。恒星(こうせい)投影機(とうえいき)は大きな球体をしていて,6等星までの全恒星(こうせい),おもな星雲・星団(せいだん)などを投影(とうえい)し,別(べつ)に太陽・月・惑星(わくせい)投影機(とうえいき)があり,これら天体の天球上の運行を再現(さいげん)する。ドイツのツァイス社でひじょうに精巧(せいこう)なものがつくられ,世界各国(かっこく)で利用(りよう)されている。◇近年は,恒星投影機(こうせいとうえいき)と惑星投影機(わくせいとうえいき)などが独立(どくりつ)したプラネタリウムが開発され,視点(してん)を地球上ばかりでなく,惑星(わくせい)や人工天体など自由にえらべるようになった。