フリークライミング

道具(どうぐ）に頼(たよ）らずに，自分(じぶん）の手(て）と足(あし）だけで岩(いわ）や壁(かべ）を登(のぼ）る登山(とざん）・スポーツ。ロッククライミングの1つで，自然(しぜん）の岩(いわ）や壁(かべ），人工的(じんこうてき）につくられた壁(かべ）を登(のぼ）る。道具(どうぐ）は，ロープ，安全(あんぜん）ベルト，クライミングシューズなど，安全確保(あんぜんかくほ）のための最低限(さいていげん）のものは使(つか）うが，それらを使(つか）わずに登(のぼ）ることもある。ロープを使(つか）う場合(ばあい）は，上(うえ）からロープをつるして登(のぼ）るトップロープと呼(よ）ばれる方法(ほうほう）と，自(みずか）らロープをかけながら登(のぼ）るリードクライミングと呼(よ）ばれる方法(ほうほう）がある。気軽(きがる）に楽(たの）しめるスポーツとして普及(ふきゅう）が進(すす）み，専門(せんもん）のクライミング施設(しせつ）も増(ふ）えている。2020年の東京(とうきょう）オリンピックから正式種目(せいしきしゅもく）となる。◇低(ひく）い岩石(がんせき）や人工壁(じんこうへき）を登(のぼ）るボルダリングはフリークライミングの1つ。