プリーストリ（ジョセフ＝）

（1733〜1804）イギリスの化学者・植物生理学者。牧師(ぼくし）をつとめるかたわら，電気や化学の研究をつづけ，新しい気体を次々に発見した。とくに酸素(さんそ）の発見は有名。しかし，「物が燃(も）えるのは，酸素(さんそ）がその物の元素(げんそ）とむすびつくことによっておこる」というラボアジエの考えの正しさをみとめようとはしなかった。植物生理学では，緑色植物が酸素(さんそ）を発生することを見出した。