プロイセン=フランスせんそう【プロイセン=フランス戦争】 1870〜1871年,プロイセンがフランスをやぶった戦争(せんそう)。普仏戦争(ふふつせんそう)ともいう。フランスがビスマルクに挑発(ちょうはつ)されて宣戦(せんせん)したが,プロイセン軍(ぐん)に攻(せ)めこまれ,ナポレオン3世は捕虜(ほりょ)にされてフランスの帝政(ていせい)は崩壊(ほうかい)した。あとをうけた共和政府(きょうわせいふ)は翌年降伏(よくねんこうふく)し,アルザス=ロレーヌ地方をうしなった。◇プロイセン占領(せんりょう)下のベルサイユ宮殿(きゅうでん)でドイツ帝国(ていこく)の成立(せいりつ)が宣言(せんげん)され,一方,パリの民衆(みんしゅう)は自治政府(じちせいふ)(パリ=コミューン)をつくって抵抗(ていこう)をつづけた。 年代暗記 プロイセン=フランス戦争(せんそう)…いやな男(1870)が挑発(ちょうはつ)