ブロッケンのようかい【ブロッケンの<妖>怪】 山頂(さんちょう)でよく見られる光学現象(げんしょう)。山の御光(ごこう),仏(ほとけ)の御光(ごこう),グローリーともいう。山頂(さんちょう)などに霧(きり)がかかっているとき,まうしろの水平に近い方向から日がさすと,観測(かんそく)者の影(かげ)が霧(きり)にうつり,よう怪(かい)のように大きく見える。影(かげ)の周囲(しゅうい)には光の輪(わ)(内側(がわ)が青,外側(がわ)が赤)をともなうことが多い。◇ドイツのブロッケン峰(ほう)によく見られたのでこの名がある。コーチ 霧粒(きりつぶ)によって光が回折(かいせつ)されるために生じる。