ラテン語で「公共善のために」を意味する言葉で,もともとは弁護士など法律にかかわる職業の人が無報酬で行う法律相談・弁護活動などをいう。現在では法律分野にかぎらず,各分野の専門家,社会人が自分の知識や経験を生かして行うボランティア活動のことを広くこうよんでいる。社会人として自分が職業上積んできた知識や経験を,ボランティアやNPOに参加することによって,社会に還元し,貢献,奉仕しようということ。社会貢献という「生きがい」の面ばかりでなく,自分の能力の再確認とさらなる向上,そして新たなネットワークの構築という面でも注目を集めている。