ぶんかだいかくめい【文化大革命】

中国で，1966年に毛沢東(マオツォトン）がおこした政治(せいじ）や思想のあらそい。文革・プロレタリア文化大革命(かくめい）ともいう。毛沢東(マオツォトン）は，国家主席(しゅせき）の劉少奇(リウシャオチー）らがすすめるおだやかな政策(せいさく）では，革命精神(せいしん）が消え資本主義(しほんしゅぎ）が復活(ふっかつ）すると考え，1966年夏から，紅衛兵(こうえいへい）とよぶ少年少女グループをはげまして，学校や行政機関(ぎょうせいきかん）から伝統(でんとう）文化まで攻撃(こうげき）させた。劉少奇(リウシャオチー）も逮捕(たいほ）され死亡(しぼう）（1969年）。紅衛兵(こうえいへい）どうしの武力闘争(ぶりょくとうそう）が広がり，全国が混乱(こんらん）におち入ると，軍(ぐん）の力でしずめた。

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