*ぶんぎょう【分業】 多数の労働(ろうどう)者が,それぞれ工程(こうてい)の一部分を分担(ぶんたん)して行う労働(ろうどう)の形をいう。社会的(しゃかいてき)分業と作業場内分業の2つに大別(たいべつ)される。社会的(しゃかいてき)分業とは,社会における生産(せいさん)が農業・工業などに分かれ,これがさらに細かい産業(さんぎょう)部門に分かれていくことをいう。作業場内分業は,1つの製品(せいひん)をつくるいくつかの作業を,それぞれ専門(せんもん)化した細かい単純労働(たんじゅんろうどう)に分け,これを組み合わせて製品(せいひん)を完成(かんせい)することをいう。