ぶんこうき【分光器】 光を分解(ぶんかい)してスペクトルを得(え)る装置(そうち)。光のスペクトルに関(かん)する研究に使用される。分光器(き)は,スリット(細いすきま)から入った光をレンズによって平行光線にして,プリズムまたは回折格子(かいせつこうし)などにあて,光を分散(ぶんさん)させる。そのスペクトルを望遠鏡(ぼうえんきょう)で見たり,写真にとるようなしくみにしたもの。◇放射線(ほうしゃせん)や粒子線(りゅうしせん)のスペクトルを得(え)るものも分光器(き)ということがある。