ぶんしうん【分子雲】 宇宙(うちゅう)空間にある星間物質(ぶっしつ)(ガスやちり)が集まった星間雲のうち,分子が密(みつ)に分布(ぶんぷ)するもの。星間分子雲ともいう。水素分子が主体であるが,一酸化炭素(いっさんかたんそ)やアンモニアなど多くの分子がふくまれる。密度(みつど)は1cm3当たり100個(こ)から10万個,大きさは数光年から数百年で,低温(ていおん)である。星を生み出す母体となる。