ぶんしょう【文章】 (1)一般(いっぱん)に書き手や話し手の意図にしたがって話が進められ,あるまとまった考えや気持ち,ことがらを表しているもの。(2)文法的(ぶんぽうてき)には,言葉の文法(ぶんぽう)上の単位(たんい)を表す。言葉の単位(たんい)の最(もっと)も大きなもので,いくつもの段落(だんらく)・文・文節(ぶんせつ)・単語(たんご)からなりたっている。単語(たんご)が最小(さいしょう)の単位(たんい)である。文章の中では,意味のつながりをもったいくつかの文がつづいていくが,その文の筋道(すじみち)を文脈(ぶんみゃく)という。「文脈(ぶんみゃく)をたどる」「文脈(ぶんみゃく)にそって」などと使われる。文脈(ぶんみゃく)をたどることで,書き手の主題(テーマ)や,意図をつかむことができる。