ぶんじんが【文人画】 江戸(えど)時代後期,学者や文人がこのんでかいた水墨淡彩(すいぼくたんさい)の絵。詩趣(ししゅ)をおび俗気(ぞくけ)をはなれた画風が,当時の知識(ちしき)階級にこのまれた。池大雅(いけのたいが)・与謝蕪村(よさぶそん)・田能村竹田(たのむらちくでん)が有名。◇中国では後漢(ごかん)末期(まっき)から存在(そんざい)し,六朝(りくちょう)・唐(とう)に多くの画家を出し,北宋(ほくそう)時代が全盛(ぜんせい)時代であった。