ぶんせいし【分生子】 菌糸(きんし)の一部がのび,その先がくびれてできる特別(とくべつ)な胞子(ほうし)。分生胞子(ほうし)ともいう。アオカビやコウジカビなどの子のう菌類(きんるい)の無性生殖(むせいせいしょく)のとき見られる。◇子のうの中にできる子のう胞子(ほうし)は,菌糸(きんし)の中の核(かく)が合体したのちにできるから,有性生殖(ゆうせいせいしょく)による胞子(ほうし)である。