ヘイケガニ 深さ30〜50mの砂地(すなじ)の海底(かいてい)にすむカニ。甲(こう)が人の顔のように見え,平家(へいけ)の亡霊(ぼうれい)がなったと言いつたえられている。後方2対の脚(あし)は先端(せんたん)がはさみ状(じょう)になっており,身をまもるため,この脚(あし)で貝殻(かいがら)などをせおう。甲幅(こうふく):2.1cm。分布(ぶんぷ):駿河湾以南(するがわんいなん)・九州・朝鮮(ちょうせん)半島・中国沿岸(えんがん)北部。(節足動物(せっそくどうぶつ) 甲殻類(こうかくるい) エビ目 ヘイケガニ科)