へいこうみゃく【平行脈】 平行して走る葉脈(ようみゃく)。網状脈(もうじょうみゃく)の対語。多くは葉身の基部(きぶ)からでて先端(せんたん)に集まるが,バショウなどは1本の主脈(しゅみゃく)が中央を通り,これから左右に側脈(そくみゃく)が平行にでる。またシュロなどは基部(きぶ)から掌状(しょうじょう)に開く。各葉脈(かくようみゃく)間には横に連絡(れんらく)する細脈(さいみゃく)がある。一般(いっぱん)に単子葉類(たんしようるい)は平行脈(みゃく)をもっている。