へいみんしんぶん【平民新聞】 明治(めいじ)時代末期(まっき)に発行された日本最初(さいしょ)の社会主義(しゅぎ)系(けい)新聞。幸徳秋水(こうとくしゅうすい)・堺利彦(さかいとしひこ)らにより1903(明治(めいじ)36)年に創刊(そうかん)(週刊(しゅうかん)),社会主義(しゅぎ)の宣伝(せんでん)と日露戦争(にちろせんそう)に対する反戦(はんせん)運動につとめたが,政府(せいふ)の弾圧(だんあつ)を受けて,1905年に64号で廃刊(はいかん)。1907年に日刊(にっかん)で再興(さいこう)されたが,これも弾圧(だんあつ)によって同年4月,75号で廃刊(はいかん)となった。