ベイルート レバノンの首都。地中海東岸の港湾(こうわん)都市。起源(きげん)は古く,フェニキア時代(紀元(きげん)前12〜前8世紀(せいき))までさかのぼる。19世紀末(せいきまつ)に新港が建設(けんせつ)されてから,近代都市として発展(はってん)。自由貿易(ぼうえき)港,アラブ諸国(しょこく)の玄関(げんかん)口,中東の金融(きんゆう)・商業の中心地としてさかえ,「中東のパリ」とよばれた。1975〜90年の間の相次ぐ戦乱(せんらん)で荒廃(こうはい)。現在再建(げんざいさいけん)を進めている。人口:36万。