へきが【壁画】 建造(けんぞう)部の壁面(へきめん)に装飾(そうしょく)用にえがかれた絵画。この歴史(れきし)は古く,ラスコー洞穴(どうけつ)やアルタミラ洞穴(どうけつ)の壁画(へきが),エジプト・メソポタミアの壁画(へきが)は有名。わが国では法隆寺金堂(ほうりゅうじこんどう)の壁画(へきが)(焼失(しょうしつ))や高松塚古墳(たかまつづかこふん)の壁画(へきが)などが知られる。やがて障壁(しょうへき)画として発達(はったつ),床(とこ)の間(ま)・びょうぶ・ふすまなどにえがかれた。◇2001年フランス南東部にあるショベ洞穴(どうけつ)の壁画(へきが)が世界最古(さいこ)(約(やく)3万年前)のものと確認(かくにん)された。