ぺきんじょうやく【北京条約】 1860年,アロー戦争(せんそう)に敗北(はいぼく)した清(しん)(中国)が,北京(ペキン)でイギリス・フランス・ロシアとむすんだ条約(じょうやく)。天津条約(テンチンじょうやく)をむすんだあと清(しん)朝が約束(やくそく)をまもらなかったため,また攻(せ)められて,この条約(じょうやく)をのんだ。内容(ないよう)は(1)天津(テンチン)の開港,(2)賠償(ばいしょう)金の増額(ぞうがく),(3)ロシアへプリモルスキー(沿海(えんかい)州)をゆずる,など。