ペキン・テンチンこうそくてつどう【北京天津高速鉄道】 中国の北京(ペキン)〜天津(テンチン)間116.9kmを,最高時速約(さいこうじそくやく)350km,所要時間約(しょようじかんやく)30分で結(むす)ぶ,中国初(はつ)の都市間高速鉄道。中国名「京津城際鉄路(鉄道)」。北京(ペキン)・上海(シャンハイ)間高速鉄道計画の最初(さいしょ)の区間で,2008年8月1日,北京(ペキン)オリンピックの開催(かいさい)にあわせて開通,営業開始。車両は中国企業(きぎょう)とドイツ・シーメンス社の連合企業(れんごうきぎょう)によるCRH3と,日本の技術(ぎじゅつ)を導入(どうにゅう)し,東北新幹線(しんかんせん)「はやて」をベースにしたCRH2が運行している。両タイプとも1編成(へんせい)8両で定員は約(やく)600名。◇北京オリンピック期間中の利用客は延(の)べ40万人と発表されている。