ベニバナ【〈紅花〉】 紅(べに)色の色素(しきそ)をとるために栽培(さいばい)される一〜二年草。全体にアザミに似(に)て,葉のへりにはするどいとげがある。花ははじめは黄色でしだいに紅(べに)色にかわる。これを乾燥(かんそう)して染料(せんりょう)や薬用にする。近年は観賞(かんしょう)用にも植えられ,また,種子(しゅし)(正しくはそう果(か))から食用油をとる。高さ:1m内外。花期:7〜8月。原産(げんさん)地:エジプトから地中海地方。(被子植物(ひししょくぶつ) キク目(もく) キク科(か))コーチ 日本では山形(やまがた)県での栽培(さいばい)が多く,同県の県花でもある。