(1929〜1993)イギリス国籍のアメリカの俳優。本名はオードリー=キャスリーン=ラストン。ベルギーの裕福な家庭で生まれる。幼いときにバレエを習いバレリーナを目指すが断念し,女優の道を志す。舞台俳優として下積み生活をへて,「ローマの休日」で主役に抜擢された。この作品でアカデミー主演女優賞を獲得し,スターの仲間入りをはたした。その後も「麗しのサブリナ」,「ティファニーで朝食を」など,数々の作品で主役を務めるが,晩年は国連児童基金(ユニセフ)の親善大使として,世界中の子どもたちを救う活動を続けた。