ベラ スズキ目 ベラ科に属(ぞく)する海水魚の総称(そうしょう)。色彩(しきさい)がゆたかであり,成長段階(せいちょうだんかい)や性(せい)によって体色が異(こと)なるものがある。かたい貝殻(かいがら)やサンゴをかみくだいて,肉や中にあるえさを食べるものもいる。日本の近海には沖縄周辺(おきなわしゅうへん)や土佐沖(とさおき)を中心に約(やく)100種(しゅ)のベラがいる。アカササノハベラ・キュウセン・カミナリベラ・ホンベラ・テンス・コブダイなどがふつう見られる種類(しゅるい)である。コーチ 海藻(かいそう)の生えた岩場やサンゴ礁(しょう)などにすみ,夜は砂(すな)の中にもぐってねむる習性(しゅうせい)をもつものがある。